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Klagegrund

 「ErogameScape-エロゲー批評空間-」では、作品だけでなく、個々のレビュアーの付けた点数の平均点も、ユーザーの情報として目の付きやすいところに表示されています。

 平均点に目が行きがちなのは、中学・高校時代における各種試験の影響によるところが大きいと思います。定期試験であれば、平均点を上回るか否かはそれなりに意味を持ちますし、学校によっては平均点の半分以下の点数を赤点としているところもあるようですので、そういう学校において、試験に苦戦を強いられた学生にとって赤点であるか否か、ひいては平均点はいくつなのかというのはかなり重要な意味を持ちます。

 しかし、エロゲーの評価における平均点は意味合いが異なります。同じ課題を異なる環境でこなすわけではありませんし、各レビュアーの点数の付け方にも決まりはありません。「ErogameScape-エロゲー批評空間-」における各レビュアーの平均点は、あくまでこれまで点数を付けた評価の総体から導き出される統計に過ぎず、その数値自体が必ずしも大きな意味を持つわけではありません。
 例えば、50点を平均点にしようと点数を付けているレビュアーの70点と、70点を平均点にしようと点数を付けているレビュアーの70点とでは、意味するものが異なるのは明らかです。
 また、平均点を何らの基準にもしていないレビュアーの方もいらっしゃるはずです。「平均点=及第点」と捉えているレビュアーの方は少なくないのではないかと推測しますが、エロゲーの評価においては学校の試験と異なり、必ず相対的な評価をしなければいけないわけではなく、プレイした全ての作品が及第点をクリアしていたとしても何ら問題ありませんので(あくまで可能性としてですが)、「及第点を70点に置いているが、「ErogameScape-エロゲー批評空間-」上において表示される自身の平均点は80点で、プレイした作品は全て70点を上回っている。従って、75点の作品が平均点以下だからといって及第点を突破していないわけではない。」ということもあり得るわけです。

 かく言う私も、自身の平均点は72.1点のようですが(2011年2月19日現在)、その点数が及第点というわけではありません。及第点はもっと低いです。そもそも、及第点はいくつである、と声を大にして言えるほど正確に作品を評価できる人間ではありませんが、満足と不満とが半々くらいのバランス点、と捉えてもらえればと思います。
 ただ、それとて、あくまで点数です。やはり、個々のレビュアーがどのような点数の付け方をしているのか、また、感想があるならば、感想の内容も見て、トータルでどう評価しているかを判断すべきでしょう。平均点それ自体は何も語ってくれませんから。
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